五島列島 なかむらただし社

五島列島 なかむらただし社

こんにちは

中村直史(なかむらただし)といいます。

五島列島福江島で生まれ育ち、
地球を守ることがしたくて茨城で大学に行き、
世界の人のことが知りたくてアメリカで大学院に行き、
日本に戻り、なぜか、コピーライターになりました。

いまは、五島、福岡、東京を中心に、
あちこちの仕事をしています。

中村直史

クリエーティブディレクター/コピーライター

筑波大学自然学類地球科学科卒業

カリフォルニア州立大学(CSULA)人類学部修士課程修了

2000年〜 電通

2016年〜 BLUEとGREEN

2019年〜 五島列島なかむらただし社

東京コピーライターズクラブ会員

福岡コピーライターズクラブ会員

筑波大学芸術学群非常勤講師

長崎巡礼センター認定ガイド

なまえのこと

五島の文化で世界を豊かにする。

たとえば、五島を代表する花、椿。
椿は、派手な植物ではないです。
有名でもないし、
桜のようにパッと華やかでもありません。
でも、きびしい自然の中でしたたかに育ち、
強い風から島のくらしを守り、
果実から採れる油は、島の食事を助け、髪や肌を美しくしてくれます。
そして島のいちばん寒い季節に、
みんなをはげますように、そっと赤い花をつけます。

つよくて、役に立って、みんながくるしいときに喜ばせる。

椿の性質は、五島の人たちが大事にしてきた
精神性や文化につながっている、と感じます。

ちょっと大げさに聞こえるかもしれないけど、
この五島の精神性や文化は、個人であれ、企業であれ、
どんな共同体であっても
「これからの時代をどう生きていくか」
を助ける価値観になりうるかもしれない、
と思っています。

五島列島なかむらただし社、という社名にしたのには、
生まれ故郷だから、というだけではなくて、
そんな五島の価値観を伝えたり、いかしたりすることで、
みんながうれしくなったり、つよくなったり、気分よく生きていく力になれたら最高だな、と思っているからです。

目指していること

ぼくの仕事は、企業スローガンやブランドスローガンをつくること、
ミッション・ビジョンの策定、
CMやWEBサイト、ブランドムービーの制作などです。

いわゆる「広告ブランディング」と呼ばれる領域ですが、
企業や地域の見栄えのよさをつくるため、ではなく、
かかわるみんなが「何のために、何を目指すのか」に行き着き、
いっしょに前を向くための「運動」にすることを目指しています。

それはある意味で、五島の巡礼ガイドの役目のようだと感じています。
(五島は、潜伏キリシタン文化により世界遺産になっています)

ぼくの尊敬するガイドさんに「巡礼ガイドの意味」を尋ねたとき、
彼は「旅をする人と、ガイドをする人、ふたりの知識や価値観がぶつかり合い、
アップデートされ、旅をする前と後では人生観が変わっていること」
と言いました。

目指したいのは、この巡礼ガイドの旅で起こるような
人や企業の人生観のアップデートです。

ともに旅をするように、
会話をつづけ、知識も人生観も出しあって、
最後には「これは私たちがみんなでつくった、私たちの言葉だ」
そう全員で言えて、会社や商品や地域に
人間らしい、イキイキとした命が吹き込まれる
ことを目指しています。